テレビ離れが進んで今はみんなスマホやタブレット、パソコンで動画を見て楽しむことが一般的になってきました。
特に若い世代はテレビをあまり見ないとも言われていますし、1人暮らしの若い子たちは家にテレビがない人も少なくないようです。
とは言えやっぱりテレビとネットではコンテンツ量や中身も全然違います。もちろんテレビドラマやバラエティ番組の見逃し配信なんかも一般的に浸透してきて、テレビがなくてもテレビコンテンツを楽しめるようになってきました。
しかしすべてのテレビ番組が配信されているわけではなく、ネットでも配信されているのはごくごく一部の番組のみです。さらにテレビにはCSやBSといった衛星放送もあり、かなり専門的なチャンネルや人気の番組もたくさんあります。
こうした番組を楽しむには専用のアンテナで受信しますので、アンテナ工事が必要になってきます。
アンテナ工事をお願いする前にまず見積もりを！
マンションなどの集合住宅で、前もって契約をしていない限り、一戸建て住宅住まいの人が、BSやCSを視聴するのにアンテナ工事は欠かせないといったものでしょう。
だって一般的に考えて、アンテナがなければ視聴することは、困難なものですからね。
けれどもやっぱり、気になってしまうのはその料金でしょう。アンテナ工事には一体いくらかかるのか〜といったことは、とても気になることでしょう。まあ、それほどまでには高くないとだけ言っておきますけど。
ですからアンテナ工事をお願いする時は、前もって必ず見積もりをもらっておきましょう。見積もり価格を提示してもらう前に、工事を進めてしまいますと、下手したら相場よりも高めな料金を支払うこととなりますよ。
ですからここは慎重に。評判の良い会社にお願いしたとしても、まずは工事の始まる前に見積もり価格の提示をお願いしておきましょう。
アンテナの方角合わせとは？
アパート・マンションなどの集合住宅のベランダをふと見上げると、BSやCSといった衛星放送を受信するためのまん丸いアンテナがたくさん設置されているのに気づきます。
よく見ればどれも同じような向きになっているのですがこのアンテナの設置角度というのは実は決まりがあり、地球のはるか上空に飛んでいる放送衛星からの電波をうまくキャッチするべく、アンテナ工事のさいに上手に設定されているのです。
こういった、ある一定の方向から届いたもののみ受けられるという性質のことを「指向性がある」といいます。
地上波テレビを見るための、おなじみ昔ながらのスタイルのアンテナ（一般的に「八木アンテナ」などと言われる形式もの）の場合ですと、テレビ塔など主要な送信施設へとアンテナの方向を合わせることになります。
ひと昔まえなど、台風一過でアンテナがずれてテレビが映らなくなり、オトウサンが屋根にのぼって向き合わせを‥‥などどいう光景もありましたね。
衛星アンテナは仰角（上下向きの角度のこと）を30～45度にし、BS・CSアンテナなら南西の方角へ、スカパーアンテナなら南南西へと向けてあげる必要があります。
アンテナ工事を検討している方に
地デジやBS、CSなどのアンテナ工事を検討している方は、いくつかの業者に見積もりを依頼するのがおすすめです。
アンテナ工事にかかる料金は、電気工事業者によって大きく異なります。
少しでも安くアンテナ工事をしたいと考えている方は、インターネットでの見積もり依頼が便利です。
メールやWEBフォームから必要事項を記載すると、希望の日時に訪問見積もりをしてもらえます。
業者によってアンテナ工事にかかる費用やサービスは異なりますので、いくつかの業者で比較検討することをお勧めします。
一般的に見積もりは無料ですし、信頼度の高い業者を選ぶことで、電波の受信状況も良くなりますし、長期間の保証に対応している業者もあります。
実際の施工例についてホームページで詳しく説明している業者もありますので、安心して依頼できる業者選びに役立ちます。
大手の家電店よりも個人の電気屋さんのほうが安い場合が多い
こうした電気工事はネットでもたくさん見つかりますが、近所の小さな家電店などに相談してみるのも良いでしょう。もちろん大手の家電店があれば、たいていはアンテナ販売と工事をセットで請け負っていますが、ほとんどの場合は窓口業務だけで実際の業務は小さな個人商店や地元の業者に下請けに依頼するのが一般的です。
ですので最初から地元の小さな業者などに工事を依頼したほうが安く工事をしてもらえる場合が多いのでおすすめです。
また地域密着型でやっている業者さんと仲良くなっておけば、いろいろと無理を聞いてくれることもあるので、うまく活用すると良いと思います。横のつながりでアンテナ工事以外の相談、例えばリフォームや外壁塗装などの知り合いを紹介してもらったりなんてこともあるので、地域密着型の業者はうまく使えばお互いメリットは大きいと思います。
