人生で大きなお買い物と言えばやはりマイホームです。たいていの人は結婚を機に、もしくは結婚して少し落ち着いてからマイホームを購入される人が多いと思います。
ただ最近だと購入か賃貸かという議論もテレビやネットでもよく見かけるようになり、マイホームは購入せずにずっと賃貸という人も増えています。
昭和から平成にかけては、結婚して念願のマイホームを手に入れるというのが一種のサラリーマンの成功例というか、幸せなストーリーとして捉えられていたこともありますが、今の時代は人々の暮らし方も多様になってきています。
さて賃貸かマイホームかどちらがいいかは結局のところ個人の価値観であったり、人生設計や環境によっても異なるので、その議論はさておき、今回はマイホームを購入するという前提で解説していきたいと思います。
マイホームは一戸建てかマンションか
晴れてマイホームを購入しようと決断したとしても、新築か中古か、はたまた一戸建てかマンションかとこれまた選択肢がいろいろとあります。
また最近だと古民家を購入してリフォームやDIYを楽しむといった人もおり、まさに千差万別で結局は個人の好みで最終的に決まってしまいます。
昔はマイホームと言えば、新築一戸建てのイメージが強かったかもしれませんが、最近だとマンションを購入する人も増えています。現実的に考えて都市部だとマンションのほうがいろいろと便利なことも多いのも事実です。
しかしリモートワークが一般的になってきたこともあり、今後もこうしたテレワークは益々進化して、当たり前になっていくと考えると、これからは都市部だけでなく、田舎のほうに住むような人も増えてくると予想されます。
そう考えると必ずしも都市部にすむ必要もなく、安くて戸建ての買える地方住みのほうがいいのでは?という人も多いでしょう。
結局は個々のライフスタイルや仕事を中心に考えてるべきですが、人生の拠点を決める大きな買い物なので、20年後や30年後のことも考慮しておきましょう。
一戸建てのメリットはやはり庭や外構部分
一戸建てのメリットとはたくさんあります。大きなメリットはやはりお庭じゃないでしょうか。もちろんすべての家に大きな庭がついているわけではありませんが、やはり外構部分があるというのは嬉しい部分でもあります。
マンションだとインテリア以外は自由にはならないですが、一戸建ての場合はこの外構部分を自由にデザインすることができ、ガレージやお庭、塀、門なども自分の好きなようにアレンジすることで、家の雰囲気もかなり変えることも可能です。
外構の工事なんかはDIYで自分でやる人もいますが、やはりプロの業者さんに頼むほうが仕上がりは全然違います。
家を建てた時に一緒にオーダーするのもいいですが、実際住んでみないと分からないことも多いので、ある程度住んでから専門業者に依頼するのもいいでしょう。外構業者はネットでもランキングがたくさん掲載されていますのでぜひチェックしてみて下さい。無料の外構業者紹介サービスランキングはこちらの記事が参考になります。
便利さで選ぶならマンション
マンションの場合は快適さはもちろんですが、一戸建てに比べて余計なコストや時間もかからないため、一戸建てよりはシンプルな生活ができます。
たいていマンションがあるのは駅近や都市部など交通の便が良いところが多く、周りにもいろんなお店などが揃っているのが一般的です。
一戸建てのような庭などの外構スペースはありませんが、その分庭の草刈りなどのお手入れは一切する必要もないので、余計な生活コストはかかりません。
DIYやガーデニングなどが好きな人には物足りないかもしれませんが、そうでない人にはマンションは便利に快適に過ごすことが可能です。
最後に・・・
結局のところ一戸建てがいいかマンションがいいかというのは個人の趣味の範ちゅうなので、一概には言えません。
ただ、お子さんが生まれて家族が増えてからの数年~10年ぐらいはイメージできても、子供たちが大人になって独立して家を出て行ってしまってからのことはなかなかイメージがしずらいと思います。
あまり先のことを深く考える必要はないかもしれませんが、ある程度長い先のことや老後のことなども考えつつ決めるようにしましょう。