就活を成功に導く5つの行動と心構え

仕事のハナシ

何を持って就活の成功と言えるのかについては人によって基準や判断も違うと思うので一概には言えません。一番希望していた会社に内定をもらうことが成功なのかどうか、もちろん「就職活動」という部分だけで見れば、それは大成功かもしれません

しかし今後の人生すべてを考えた場合はまた答えが変わってくる可能性もあります。つまり希望する企業に就職できたことイコール人生の成功かどうかはその後の人生まで考える答えは誰にも分かりません。

全然行きたくない企業からしか内定をもらえず、しぶしぶ行ったのにもかかわらず、そこで人生を決めるような素晴らしい出会いがあり、最終的に成功するなんてことは多々あります。

そいういう話を広げればきりがないので、今回はあくまでも就活における成功、つまり希望の企業から内定をもらえることを成功して解説していきたいと思います。

では、就職活動で成功しやすい人、成功しやすい行動とはどんなものかを以下にまとめてみました。今就職活動に頑張っている人、これから数年以内に就職活動を行なう人にはぜひ目を通していただければと思います。

自己分析がしっかりとできていてその範囲内で情報収集ができる

まずこの自己分析は一番大事です。自己分析をしすぎてすぐに他人と比較してしまうような人はダメですが、自分の実力や性格をしっかりと分析できていることほど就職活動に強い人はいないと言えます。

彼を知り己を知れば百戦殆うからず・・・という有名な言葉がありますが、就活にもこれはぴったりと当てはまります。

特に敵(つまり、面接を受ける企業)のことはしっかりと下調べするのに自分自身の分析が全然できていない人が非常に多いのです。

これは何も就活生だけに限ったことではありません。例えばスポーツでもそうですが相手チームのことはめちゃくちゃ研究しているのに、自身のチームのことは全然分析できていないため、負けてしまうというようなものです。

就活生の場合は企業の研究には余念がないのに自己分析ができていないと自分にフィットする会社を見つけられずに全然内定をもらえないパターンに陥ることがあります。

例えば自分の実力以上の会社を受けて失敗するパターンもそうですが、特に人気企業は優秀な学生がたくさん集まるので周りに圧倒されて自信を失ってしまい、その後の就職活動に悪影響を及ぼすこともありますので注意が必要です。

ぶれずにやりたい仕事、ジャンルを決めて活動を行なう

どんな仕事でもいいから有名な企業に入りたいとか、一部上場企業に入りたいとかよりも、自分の付きたい職種や業界を絞ったほうが成功しやすいでしょう。

有名なところばかり受けて数打てば当たる的な考えではなかなか就活は成功しません。どういった業界でどんな仕事をしたいのかを決めておくことで自分なりの具体的な目標などがだんだんと見えてくるようになります。

いろんな業界の面接を受けているとその都度答えることも変えないといけませんが、業界を絞ることによって、なぜこの業界で働きたいのか、なぜこの職種がいいのかというのがだんだんと自分の言葉で話せるようになってきます。

同じような質問を同じように答えているだけでもいわゆる自己暗示に近い状態になるので、だんだんと自信がついてきて自分ならできるかもと思えるようになってきます。

そうすることでだんだんと言葉に重みが増していき、自信に満ちた回答ができるようになるのです。

積極的に企業のインターンに参加する

行きたい企業や業界があれば積極的にインターンに参加することで業界の本当のところがいろいろと見えてきます。

インターンには主に長期と短期がありますが、できれば長期インターンのほうが圧倒的におすすめです。

というのも短期インターンの場合はどちらかと言えば、インターン生はゲスト的なポジションで迎え入れられることが多く、それ自体は全然いいのですが、実際ちゃんと働いてみないと分からないことや業界の中のこと、実際に仕事をしたうえでの問題点など、必要な経験や知識があまり得られないことが多い印象です。どちらかと言えば、さらっと会社のいいところだけを見せられて終わりみたいなイメージです。

逆に長期インターンの場合はある程度ちゃんと仕事もしないといけないですし、それなりの実務を任せられたりするので、多少のスキルも身につくし、そこで実際に働いている人の声を聞くこともできます。怒られることもあるかもしれないし、責任のある仕事を任せられることも出てくるため、緊張感を持って仕事に取り組むことができます。

長期インターンのほうが大変なことも多い分、経験としては得るものが非常に大きいのです。

以下、ブラキャリからの抜粋ですのでぜひ参考にしてみてください。

・就活に有利
確実に就活に有利になります。学生は、どうしても確率論的な観点から、学歴のフィルターを企業からかけられてしまいます。企業側も優秀な学生を早く確保したいから仕方ないこと。そんな中で、学歴だけじゃなく長期インターンの経験あるなしも、学生を採用する際の判断材料になってきています!
・スキルが身につく
長期インターンは単なる職業体験ではなく実務を任されるので、戦力として扱われます。数週間レベルの期間でないことと、それなりの成果を求められるので、自ずとスキルが身についていくのです。

出典:長期インターンするなら絶対におすすめしたい優良企業とインターン募集サイト| ブラキャリ

選考に落ちてもそこでへこまず前向きにチャレンジができる

就活においては数十社程度の企業を受けるのが当たり前の時代ですから、ひとつやふたつ選考に落ちたからと言ってくよくよしていたら全く前には進みません。

企業や業種、職種にもよりますが落ちる人のほうが圧倒的に多いので、ちょっと落ちたくらいでは全然気にする必要はありません。

それよりもいい経験ができたと割り切ってどんどん新しいところにチャレンジする方がいいでしょう。冒頭でも書きましたが、必ずしも第一希望の会社から内定をもらうことが人生の成功とは限りません。

失敗を積み重ねた中にこそ大きな成功が待っている可能性も否定はできません。また、学生の時の視野なんて意外と狭いものなので、社会人を10年ぐらいやっていると「なぜ学生時代はあの会社に行きたかったのか」と思うことも意外とありますし、「あの時はあの会社に行きたかったけど、今思えば落ちて正解だった」ということも多々あります。

面接力とコミュニケーション力をとにかく鍛えておこう

就活に限らずコミュニケーション力の高い人が社会に出てから成功するというパターンは非常に多いです。頭がめちゃくちゃいい人よりも、それほど頭は良くないけど、コミュ力がめちゃくちゃ高い人のほうが経営者や管理職に向いていることも多いです。

システムエンジニアや商品開発、設計などにかかわっている人は頭の良さがそのまま仕事に反映されることも多いですが、営業職などはコミュ力だけで何千万円もの年収をもらっている人も少なくありません。

もちろんコミュ力が高い人は頭の回転が速い人も多いのも事実ですが、学生時代の偏差値とかを聞くと全然大したことがない人も少なからずいます。

特に就活においてはコミュニケーション能力が重視されることが非常に大きく、そのためには面接の準備をきっちりとしておくことをおすすめします。

面接で成功するためにはまずは場慣れすること、どんな質問がきてもちゃんと答えられること、とにかく自信を持って答えられることが大切です。自信なさげに答えることで、正解であっても印象がめちゃくちゃ悪くなることが多いからです。

面接に関してはある程度事前の準備やトレーニングをしておくことで、そこそこはできるようになることも多いので、とにかくシミュレーションは絶対にやっておいてください。

最後に

長い人生で就職活動は今後の人生を決める上でもとても大切です。が、その反面必ずしもその結果で人生のすべてが決まるわけではありません。

学生時代のクラブ活動と同じでいかに就活に真摯に取り組んだかどうか、が今後の人生に何かプラス要素をもたらすのではないでしょうか。

希望している企業から内定ももらえたらそれは一番ですが、例えダメであってもまだまだ人生は長いので、腐らず焦らずにがんばっていきましょう。

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