これからの美容や健康系メディアが向かう先

仕事のハナシ

ここ10年ぐらいでスマホが一気に広がったこともあって、インターネットが急速に普段の生活の一部になってきました。

そのため、一時期は様々なメディアが続々と立ち上がり、毎日大量に嘘か本当か分からない記事がネット上に大量にアップされ、玉石混淆のカオス状態の時代もありました。

最近ではGoogleの度重なるアップデートや薬機法が厳しくなったことで、美容や健康関連の商品やメディアが大きな影響を受けるようになってきました。

メディア乱立していた時代

2010年代の半ば頃は、とにかく長文記事を大量にアップすればPVが増えるという時代があり、大手から中小メディアはもちろん、個人のアフィリエイターまで大量に資金を突っ込んで、記事を毎日アップしまくるという戦いが繰り広げられていました。

しかし何の根拠もない「〇〇が治る」とか「〇〇に効果がある」といった素人が書いた記事がネットに溢れ、大手のメディアが叩かれて閉鎖に追い込まれたりしたことで、風向きがかなり変わってきました。

グーグルのアップデートも影響

この頃からはGoogleのアルゴリズムもどんどんアップデートされるようになり、いわゆるYMYLという領域では一般のサイトが上位表示するのは厳しい状況になってきました。

これは前述の美容や健康メディアの乱立が影響している可能性もあるでしょう。

特に薬機法については今までは商品を販売している会社だけが気をつけていれば良かったのですが、こういった一般のメディアやアフィリエイターと言われる個人も含めて、正確性が必要となってきました。

また実際に商品を販売している公式サイトであっても、Googleのアップデートの影響を受けたところも多く、かなり厳密なリーガルチェックが必要となってきています。

美容や健康に関する商品というのは、多少過剰なキャッチコピーや文言があるほうが圧倒的に売れるのも事実ですが、こういった手法は今後は違法になり、厳しく処罰されることになります。

公式サイトはもちろんメディアもリーガルチェックを

薬機法が厳しくなったことで、健康食品や美容関連商品を販売している会社は販売ページでの表記には必ず厳格なチェックを行なうようになってきました。

今までは担当者サイドで内容をチェックして公開していた記事もきっちりと事前にリーガルチェックをする必要がでてきたということです。

現在はこういった専門の会社が少しずつ増えてきておりますが、中でも薬機法のチェック、リーガルチェックはダリコーポレーションが最も信頼性が高くおすすめです。今後はさらに同様の企業も増えてくると予想されます。

また、公式サイトのみならず今後は中小のインターネットメディアや個人が運営しているアフィリエイトサイトもこういった薬機法は同様に適用されます。

まだまだ中小のメディアはこういった認識が甘いところがたくさんありますが、個人のアフィリエイターでも逮捕事例が出ているぐらいですので、今後はますます厳しくなることが予想されます。

これから美容や健康メディアを立ち上げる予定がある場合は、特に今以上に薬機法に関して慎重になるべきでしょう。

とは言え、日ごろから目にする広告を見ていても、あえて過激な発言を使っているところもまだまだ多いように見受けられます。直接的な表現を使う方が商品が売れるためだと思われますが、近い将来こういった広告も姿を消していくと思われます。

また、薬機法以外にもGoogleが提唱しているもう一つのカテゴリであるMONEY、つまり金融関連に関しても今後は同様に厳しくなってくるのではないでしょうか。

私たちの人生において、お金と健康は非常に大切なものです。今ネット上に溢れている投資やお金儲け関連の広告や記事についても、いずれなんらかの規制が入ってくるのではないかと考えています。

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